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569: 名無しさん 2014/04/26(土)07:48:13 ID:fLMeegA7A
こりゃすげえ!実体験を漫画にしてくれたら買うわ





584: 名無しさん 2014/04/26(土)10:08:21 ID:2alKIrtFc
>>569
でもこういう体験は漫画家目指す人は誰でも体験してると思うよ
みんなあえてこうやって発表してないだけで
苦労してるのは1だけじゃないでしょ
面白いは面白いけど神格化して持ち上げるのはどうかと思うわ
しょせん漫画家は描いた漫画で勝負。それ以外はおまけなんだから本末転倒

585: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/26(土)10:31:30 ID:NdfvCDj8o
描いたマンガが全て
まさにその通りだと思うぞ

超個人的な考えだが俺は作品毎にペンネームも変えるべきだと思ってる
その作者の他のマンガなんかそのマンガとは関係ないだろう
過去作がどんだけ売れたってまた1から読者が自然に手にとるまでの力のある作品を作れよ!と

まあ作者がそうしたくても売れたあとはそうはさせてくんないんだろうけどねー
世の中って難しい

586: 名無しさん 2014/04/26(土)10:32:26 ID:2alKIrtFc
>>585
PNは一緒でいいでしょ
ちな1さんはすでにプロなの?

588: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/26(土)10:41:55 ID:NdfvCDj8o
>>586
うん
まあこれは極論だって分かってるw俺が常々そうありたいって思ってるからつい書いちゃったw
俺も読者としては冨樫先生や島本先生がどっかでペンネーム変えて連載初めてたら見つけるの苦労するから困る、超困る

現在の俺がどうなってるかは最後な

606: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/27(日)08:58:11 ID:eZi8fHn5k
新担当との打ち合わせ
早速前回のネームを見せる

「うーん、パッとしないなあ」

607: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/27(日)09:00:52 ID:eZi8fHn5k
「受賞したのはキャラ生き生きしてたけどこれはつまんない」

「設定も話も別に惹かれる所ないし」

「これはダメだね」

609: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/27(日)09:05:33 ID:eZi8fHn5k
あっさりネームをボツにされた俺
まあ次のネーム作って送って、あと絵は重点的にやる様にと言われる
新担当は早稲田だか慶応だかの出なのが売りらしくその辺の雑談をしてその日はお開きになった

610: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/27(日)09:12:12 ID:eZi8fHn5k
前担当には原作の話まで持ってきてもらった男のネームがこの評価は情けない
家に帰った俺は天下をとれるネームを考え始めた

611: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/27(日)09:17:43 ID:eZi8fHn5k
真っ先に頭をよぎるのは「いいですね」のネタだ
だが何故か今はこのネタに手をつける気にはならなかった
当時の担当に言われた「連載まで取っておこう」が頭に残っていたのかもしれない
確かに連載までこのネタは晒さずに読者を驚かせたいという気持ちはあった

612: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/27(日)09:19:26 ID:eZi8fHn5k
ここでふと考える
「いいですね」のネタはどこが良かったのか?

614: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/27(日)09:25:45 ID:eZi8fHn5k
思いついたのは
視覚的な華爽快感、美しい画面作りが容易な世界感
そして小難しい説明がなくても画面を見れば伝わる不自由さ、ジレンマだった
「いいですね」のネタは晒してないから伝わりづらいだろうがここはど
うしようもない
すまん

615: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/27(日)09:28:25 ID:eZi8fHn5k
そして近未来アクションは視覚的な華はあったのに何故「いいですね」程魅力を感じなかったのか
これは「不自由さ、ジレンマ」が足りなかったのだという事に辿り着く

616: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/27(日)09:38:11 ID:eZi8fHn5k
ならばそこも意識して作ればいいのだ
この「不自由さ、ジレンマ」から考えて真っ先に思いついたもの、それを視覚的な華が出来る様にするにはSFな世界感がよさそうだ
打倒スターウォーズ!
しかもここまで表面的に違うものになれば「いいですね」と同じ理屈で作られてるとは言われなければ気付かないだろう
七人の侍からスターウォーズが出来たようなものだ
打倒黒澤明!

617: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/27(日)09:43:15 ID:eZi8fHn5k
こうして俺は打倒スターウォーズのネームを完成させジャバ・ザ・ハット似の新担当にFAXをした

すぐにジャバから電話が来る
「このネタでデビューしよう」

618: 名無しさん 2014/04/27(日)09:44:09 ID:m51lGhItn
キターーーー!!!!!!

665: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/29(火)08:33:46 ID:R1ODj9BJB
早速打倒スターウォーズのネームを詰める為打ち合わせに挑む俺
だがジャバ編集はドラマの甘さが気になっているようだった

666: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/29(火)08:52:31 ID:R1ODj9BJB
いくつか指摘を受けそれを直しまた打ち合わせ
これを何度か繰り返すがジャバはなかなかOKを出さなかった
というのもジャバの指摘は設定の見せ方やコマ割などに終始していて
肝心のジャバ自体が引っかかっているドラマについてのものが皆無だったのだ

しかし会議の日が迫っているにも関わらずジャバには余裕があった
俺は何度目かの打ち合わせでのジャバの言葉でその驚くべき理由に気付く事になる

667: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/29(火)08:54:20 ID:R1ODj9BJB
「まあ設定はいいんだからさ、話はどっかから持ってきちゃえばいいから」




……は?

668: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/29(火)08:57:15 ID:R1ODj9BJB
「だからさ、面白い話なんか考えて思いつくもんじゃないんだから
よそから持ってきちゃえばいいんだよ」

669: 名無しさん 2014/04/29(火)09:00:40 ID:iXand1hTH
これは…

670: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/29(火)09:06:44 ID:R1ODj9BJB
俺は悔しくてたまらなくなった

今まで話作りに取り組んできた時間全てを否定されたような気持ちになったのだ
先人たちが物語に費やしてきた時間全てまで否定されたような気持ちになったのだ

俺は悔しくてたまらなかった

671: 1◆XwQtvySJwI 2014/04/29(火)09:09:51 ID:R1ODj9BJB
ごめん少ないけど時間
当時の事思いだすと上手く文章が組み立てられなかった

675: 名無しさん 2014/04/29(火)10:51:13 ID:o9PgnQu2A
やっぱりいるんだなぁこういう編集

733: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/03(土)13:10:10 ID:s8vRsgcbH
そして更に何度目かの打ち合わせで

ジャバ「ふーん、上手くまとめたねー」

黙れ
お前は話作りに意見する資格はない
俺は急いでこのネームを会議に出せる様に清書した
ジャバに清書を送ったのは会議まで1週間を切ってからだった

734: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/03(土)13:11:22 ID:s8vRsgcbH
しかしこの清書を見たジャバからの電話でとうとう俺はブチ切れた

735: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/03(土)13:14:13 ID:s8vRsgcbH
「思ったんだけどこのマンガって○○に似てるよねー?これ構図とかキャラ絵も○○みたいにしてくんない?……言ってる意味分かるよね?」

736: 名無しさん@おーぷん 2014/05/03(土)13:16:42 ID:f1KHmS3nT
本当にこんな言い方したなら阿呆だな
パクらせるにしても作家のモチベ下げるような言い方するのは無能

748: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/03(土)14:10:47 ID:s8vRsgcbH
つづく

>>736
前にも言ったけどこの頃の事思いだすと今でも胸くそ悪くなってただ感情吐きちらかすだけになっちゃいそうだからなんとか読めるように抜き出してまとめたけど正直こんなもんじゃなかった

749: 名無しさん@おーぷん 2014/05/03(土)14:13:11 ID:f1KHmS3nT
これでマイルドになってるというなら相当だな

737: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/03(土)13:24:36 ID:s8vRsgcbH
俺はとうとうブチ切れた
こいつの姿勢は真面目にもの作りをしている全ての人間をバカにしている
俺はもう1秒たりともこいつと関わりたくない
そう思うと次の行動を起こすのになんの迷いも感じなかった

739: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/03(土)13:34:56 ID:s8vRsgcbH
俺は会議を目前にして完成していたネームを捨て、この出版社を去る事にした
今思い返してもよく出来たネームだったが
今思い返してみてもこの行動は間違っていなかったと思う
2度の受賞歴を捨てる事にもなるがやはりなんの未練もなかった

740: 名無しさん@おーぷん 2014/05/03(土)13:39:38 ID:iSLds9H43
え?
担当交代じゃなくて移籍なのか。

743: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/03(土)13:56:49 ID:s8vRsgcbH
会議当日までジャバからは嵐の様に着信やメールが来たが当然全て無視して俺は次のマンガに取り組んだ
辿り着いたのはファンタジー、打倒スターウォーズのネタには少し劣るが悪くない出来だ
前回の反省も踏まえて今回はいろんな出版社を回ろう
そんな事を考えながら原稿は仕上がった

同時進行の模写は計150枚ほど、話の練習のネームは20本ほど進んだ頃だった
もう俺もデビューしていい頃だろう

この頃ちょうど進撃の1巻が発売された
自分より若い作家だが俺の闘志は純粋に燃えた
ジャバに対するドス黒い怒りの炎とは真逆の心の高ぶりだ
この人と勝負出来るマンガ家になりたい! 

744: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/03(土)14:02:14 ID:s8vRsgcbH
待っていろ諫山創!
こうして俺の持ち込み回りが始まった

夏の日差しは俺の心を映すように燃え上がっていた

745: 名無しさん@おーぷん 2014/05/03(土)14:04:55 ID:f1KHmS3nT
>>1はその担当に不満がある事は伝えたのか?
急に切って意図が伝わらないってのも。

753: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/03(土)14:31:19 ID:s8vRsgcbH
>>745
俺がこいつとの打ち合わせは詳しくかかなかったからアレなんだけど
「ここを直して欲しい」ってレベルじゃないんだ
もの作りにおける全ての考え方の根っこが「ウケてるのをなんかテキトーに持ってくる」の奴だったんだ

死ななきゃ治らないってああいう奴の事言うんだと思う

754: 名無しさん@おーぷん 2014/05/03(土)14:32:53 ID:f1KHmS3nT
なるほど
それじゃあ>>1の方で「そういうのやめて下さい」って言う気も起きなかった感じなのかな?

755: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/03(土)14:44:24 ID:QY4nMI4y0
うん
言ったとしたら「編集やめて下さい」かな

764: 名無しさん@おーぷん 2014/05/03(土)23:06:20 ID:gHNMo6ki4
忙しい合間を縫って更新してくれて㌧クス
その編集はアレだな、モノづくりの新人によく言われる
「最初はパクればいい、そこからアレンジしていけばいい」とは全く違う姿勢だな
上記の姿勢と「なんでもいいから他所から持って来て貼り付けろ」ってのは
似ている様で正反対の意見だわ
そんな編集と一緒に仕事しても二番煎じ以上にはなれないし、
見切りをつけて正解だと思う

781: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/06(火)08:14:58 ID:yNVpTiiwc
持ち込み回り1社目、当時本命にしていた雑誌
ここでは2人の編集に対応された

「いい感じですね」
先に口を開いたのはベテランと思われる方だ
「話は形になってるし絵も描けてる、何より世界観がいい」
新人の方もほぼ同じ意見のようだった
それから数十分、細かい部分を誉められ続けた
特に悪い事は言われなかった気がするが原稿は渡さずに帰ってきた
まず1社目だ

782: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/06(火)08:29:42 ID:yNVpTiiwc
2社目

「形になってるけど絵がなあ」

ここでは逆に改善点の指摘を受け続けた

「話と世界観はいいけど絵がね」

「特にウチはそういう雑誌だから」

「キャラの配置もね、この子にツッコミさせるならこの配置だと弱いんだよね」

「まあでも特に絵だよ絵、多分これ賞に出したら下の賞はとれるだろうけど、その先行くには絵を頑張んないと、ウチでは」

「絵だね」

やはりまだまだ絵は弱いようだ
原稿を預ける気がないと伝えるとコピーさせてと言われ2社目の持ち込みは終わった


784: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/06(火)08:44:03 ID:yNVpTiiwc
3社目

「いいです」

「ページ数聞いてちょっと嫌な予感してたけど(48P)全然よかった」

「話もまとまってるし、絵も描けてる、キャラもかわいいし。世界観が特にいいかな」

「ただ敵にもっとインパクトあった方がいいね、これだと女々しく見えちゃう」

「アシ経験は?ないの?あると思った……。え!?専門も行ってないの!?全部自己流!?」

「でもよかったです。ページ数はもっと少ない方がよかったけどw」

割と誉められ、話もあった。
余談だがこの編集も進撃には衝撃を受けていた


785: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/06(火)08:45:46 ID:yNVpTiiwc
これで予定していた雑誌は全て回った
この中から1社を選ばなければならない

787: 名無しさん@おーぷん 2014/05/06(火)08:51:37 ID:Xy709VNVU
世界観は好評なんだな

788: 名無しさん@おーぷん 2014/05/06(火)08:59:20 ID:YW7DK5bsY
進撃はとにかく世界観が全てで、それをあの絵のまま連載させたマガジンに素人ながらびっくりした。

789: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/06(火)09:04:15 ID:yNVpTiiwc
>>788
1巻のラストがあそこなのが売り方としてクソ上手かったと思う

805: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)07:35:24 ID:paSu19qWE
正直どの出版社も一長一短に感じた俺は結局当時本命だった1社目に行く事にした

そして同時にこの頃
俺の作風に変化が訪れていた
それまでベタなアクション漫画ばかり描いていた俺だが全く別のあるジャンルを描きたくなったのだ

807: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)07:41:09 ID:paSu19qWE
俺はその全くアクションのないマンガのネームを完成させ持ち込みを見た編集に連絡をとる

「設定もキャラもいいですし、大筋もいいです」

808: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)07:47:27 ID:paSu19qWE
「ただラスト、これ演出はいいんですけど今までの設定と矛盾してますよね?」

1人で作っていた時は気付かなかった部分だがそれは作品の根っこに絡む致命的な矛盾だった
俺は1ヶ月ほど編集とこの矛盾と格闘するが、この矛盾は解消出来ず結局このネームはボツになった

809: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)07:51:15 ID:paSu19qWE
その時編集に提案される
「やっぱりアクションやりませんか?」
新たなジャンルに苦戦していた俺は心変わりも甚だしくあっさりその提案に乗った

810: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)08:01:27 ID:paSu19qWE
早速アクションのネタを考えるがなかなかピンとくるモノが浮かばなかった俺は前の出版社で原作として出した近未来アクションを引っ張り出して再構築する事にした
が、設定だけは同じだがキャラも話も全く別物、何よりキャラの立ち位置を真逆にしてみる
悪人が主人公だ
これは1番最初に持ち込みをした泥棒マンガ以来の事だった
しかも今度はあの時の何百倍も根っから悪い奴が主人公だ

811: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)08:06:02 ID:paSu19qWE
悪人マンガのネームを完成させ編集にみせる俺

「うん、直して会議出しましょう」

今回のネームは特に大きな指摘もされなかった
そして数回の直しを経てこのネームを完成させた俺はそのネームを編集に渡し、掲載会議の結果を待つ事になる

824: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)22:48:29 ID:UL3LvcjMm
会議に出したネームは上から直しを食らった
一番の問題点はドラマとしてのピークとアクションのピークが別れてしまっている事
俺と編集は1月ほどかけ指摘された部分を直し再度会議に回す
だがこの直したネームは意外な理由でボツになる

826: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)22:52:26 ID:UL3LvcjMm
この1ヶ月の間に編集長が変わったのだ
そして雑誌の方向性も変わる

いわゆる萌え雑誌である
大幅な雑誌のテコ入れの時期
当然悪人マンガなど通る訳もない

827: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)22:55:11 ID:UL3LvcjMm
俺は担当に説得されいくつかの萌えマンガのネームを描いた
別に嫌いなジャンルではない
だがなかなか担当のお眼鏡にかなうものは出来なかった

828: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)23:01:55 ID:UL3LvcjMm
だが意外にも俺はこの萌えマンガ製作の中で一つの強烈なネタに辿り着く

あざとい
あざとすぎる
だがしかしよく出来ている
よく出来ているのだ

ここまで心踊らされるネタは「いいですね」以来だ

俺はノリノリでこのネームに取りかかった

しかしこの頃かかってきた1本の電話が
またも俺の運命を大きく揺さぶる事になる

829: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)23:06:42 ID:UL3LvcjMm
「今何してるの?」
それは持ち込み回りで3番目に行った雑誌の編集からだった
半年振りの会話
一通り近況を聞いた後
編集が口を開く

「俺とマンガ作りませんか」

831: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)23:09:51 ID:UL3LvcjMm
急な編集長の変更で萌えマンガ縛りになった今の雑誌
別に電話が来た雑誌でも萌えマンガは描けるのだ
俺はそう迷わなかった

832: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)23:20:23 ID:UL3LvcjMm
この頃何度か話に出てきた話作りの練習の為のネームは50本に達していた
つまり一通りのプログラムを完了したのだ

俺は新たな雑誌に会心の萌えマンガの他にもう1本ネームを持っていく事にする
1度は挫折した新ジャンルにもう1度挑むのだ

833: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)23:21:42 ID:UL3LvcjMm
今の俺なら凄いものが描ける気がする
俺は新ジャンルのネームを1から作り直す

834: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)23:27:06 ID:UL3LvcjMm
やはり話作りの練習はしっかり身になっていた
完了する前から薄々感じていたが
これを始める前の自分とは明らかにストーリーテリングのレベルがちがう
例えるなら以前の俺は泥水から手探りで拾いあげた石をなんとか積み重ねて家を作っていた
だがこの頃から必要なパーツを的確に加工してはめ込める様になっていたのだ

836: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)23:34:56 ID:UL3LvcjMm
そして出来上がった新ジャンルのネーム

恥ずかしげもなく言おう

俺はその物語をとても美しいと思った

838: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/08(木)23:37:15 ID:UL3LvcjMm
こうして俺は2本の自信作を引っさげ
新たな雑誌での打ち合わせに向かう

10年前の物語ももうすぐ現代に追いつこうとしている

860: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/10(土)09:25:56 ID:hIxxXv41r
誘ってくれた編集との1回目の打ち合わせ
まずは改心の萌えマンガを見せる
「あざといねーwww」
「男の心掴むわこりゃ、展開も上手いしいいと思う」
狙い通りやはりこのネタは上手く機能したようだ

862: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/10(土)09:31:39 ID:hIxxXv41r
そして新ジャンルの美しいネームだ
「……面白かったです、ちょっともう1回読みます」

「……!ここのシーンってコレの事か」

「……よく出来てんな」

「うん、やっぱりよく出来てる」

863: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/10(土)09:35:01 ID:hIxxXv41r
編集もこのネームの完成度を認めてくれた
やはり話作りの練習は身になっていたのだ

さて問題は
どちらを描くかだ

864: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/10(土)09:39:47 ID:hIxxXv41r
「こっちをやろう」
編集は新ジャンルのネームを推した
「正直萌えマンガは絵が上手くないと売れない、それにこのネタは連載までとっておいた方がいいと思う」
「まずこっちで賞とろう」

865: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/10(土)09:43:49 ID:hIxxXv41r
この時俺は本格的に新ジャンルにシフトする決意を固めた
軽い直しを終え帰宅
早速原稿にとりかかる

866: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/10(土)09:48:36 ID:hIxxXv41r
正直俺は自分で描くようになるまでは受け手としてこのジャンルが苦手だった
だが結果として苦手だった事が描く側になった時にプラスに働いていた
ジャンル書いてないから分かりにくいだろうが

そして俺は完成した原稿を担当に渡し、結果を待った

867: 1◆XwQtvySJwI 2014/05/10(土)09:49:57 ID:hIxxXv41r
つづく
今日は豪雨雷強風はやめろよ


引用元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1397902456/
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