938: 本当にあった怖い名無し 2007/03/08(木) 07:42:44 ID:+4G+OPd/0
メチャ長くなってしまいました。
長すぎるので、読むのめんどい人用に3行でまとめると
俺
ヨハネスで
あぼんぬされかけ
では本文
以前務めていた会社は海外の取引先が多かった。
自分は国内の取引先を担当しており、海外出張には無縁であった。
が、どうしても人員が不足し、一度だけ海外出張してくれ、となった。
「仕事でまた海外旅行に行ける」なんて甘い考えをこの時は持っていました。
で、場所はというと、取引先はロンドンにある企業であったが、向こうの担当者が出張中であり、
その出張先で落ち合う段取りとなっていた。
なんと、その場所とは南アフリカはヨハネスブルグ。
「リアル北斗の拳」「強盗遭遇率150%」「赤信号でも停まってはいけない街」
と、今ならヨハネスブルグの危険な情報はネット等で簡単に手に入る。
しかし、当時(1994年でした)はネットも普及してなく、観光ガイドブックぐらいしか情報源がなかったのである。
それも、南アフリカとなると行く人が少ないからか、ガイドブックが少ない。
ようやく見つけた1冊を見ても、ヨハネスブルグについてはあまり書いていなかった。
後で知ったのだが、あまりに危険で観光に向いてないかららしい。
まぁ、とにかく前情報をあまり得ることが出来ず出発。