272: 名無しの心子知らず 投稿日:2010/09/02(木) 16:11:31 ID:JNmoYu0N
我が家は義両親と同居で、義両親は工場を経営しており、夫もそこで働いています。
自宅と工場は同じ敷地の中に有り、駐車場には職人さんの送迎や納品等に使う小型バスが一台有ります。
ある日近所のA奥さんがやって来て、バスを貸して欲しいと言って来ました。
何でも子供会の遠足に使いたいそうで、「明日なんだけど、これはそのお礼ね☆」と、近所のスーパーの特売の袋菓子を出して来ました。
バスは20人乗りで大型免許持ってないと運転出来ませんし、当然仕事で使うものなので私が勝手に貸せません。
義両親が良いよと言う事も無いと思いますし、保険の問題だって有ります。
そういう事を説明しても理解出来ないのか聞いていないのか、
「大丈夫よー、私運転上手だから!事故も起こさないし綺麗に返すからお願いね!」
と言うばかり。
「とにかく出来ません、無理です!」にも「お礼もあげたんだからちゃんと準備しといてよ、ガソリンもね!」
と言って帰ってしまいました。
普通お礼って了承して貸してあげてからするもんなんじゃ、それに298円の大袋菓子がお礼って……と思いつつ、
義両親と夫に報告をしました。

次の日の早朝、家の外から何かが衝突する音がして飛び起き、義両親と夫と一緒に飛び出してみると、
そこには門を突き破りお向かいのお宅の塀に頭を突っ込んだマイクロバスの姿が。
110番して中の様子を見ても、運転席の様子が崩れた塀に邪魔されてよく見えず、
塀を破壊されたお向かいさんに庭の方から車内を見てもらったところ、
そこにはフロントガラスに突っ込み頭がざっくり割れたA奥がいました。