372:本当にあった怖い名無し2013/08/04(日) NY:AN:NY.ANID:BUsaudFuO

幼友達の血筋は代々神降ろしをしてるらしい。その一族だけの季節の催しとかある。
幼友達は双子で、兄をA、弟をBとして話す。二人ともが幼友達だ。
この間、留学から帰国したBが聞かせてくれた話。

ドイツで神様拾ってきたと言う。正確には着いてきたらしいんだが。
お前ドイツに留学してねえじゃん。とか思ったけど、
海外皆ノリが軽くて、ドイツから来てる他の留学生が帰国するのに着いていったらしい。
しかも、かなり田舎だったて言う。自然あふれる場所で山歩き行って帰って来たら、
五歳位の子供が背中に負ぶさっていたとか。それ神様じゃなくて幽霊じゃん。
と、突っ込んでみたが、気配が人間ではないし清浄で土地の気配と同じだから気付かなかった、とBの主張。
ドイツ離れたら居なくなるだろ、と思ってたら日本までついて来たと言う。
しかも、Aに指摘されて気付いたB。最初に気付いて以降は完全に忘れてたマイペースさ。
Aが気付いたのは、たまたま日曜朝にアニメをテレビで見てたら、何かすごい清浄な気配がテレビ前で渦巻いている。
何事かと、意識切り替えて見てみれば、外人の子供がアニメに釘付けで、
目をキラキラさせて大興奮でドラゴンボール見てたらしい。
Bが起きて来たら背中に飛びついたから、Bが連れて来たと判明。
それからが大変。
神降ろしの一族に新しい神様キター!!!と一族お祭り騒ぎになり、マジで祭して、
儀式とかなんかBは大変な事になり、まだまだうやむやだった家督継ぐのがBで確定になってしまった。
Aは生温く見守ってるらしい