290: 愛とタヒの名無しさん 2013/12/03(火) 07:47:29

私が式場で働いていた時のプチ話。 

地方都市の駅から徒歩20分くらいのホテル。 
挙式日が大規模なマラソン大会と重なってしまった。 

そのマラソン大会は半年くらい前から告知があり、
周りの道にもその日何時から何時まで車両通行止めとの看板が設置。

通行止め箇所はホテルへの唯一の入口も含まれていた。(徒歩では入れる)
基本的に駅からは当ホテルの貸切バスで皆様にお越し頂くのですが、当然その時間はバスが動けない。
私は数週間前に、担当プランナーに通行止めになる事を知っていかどうか確認した。
担当は知らなかったらしく、新郎新婦に伝えると言っていた。

で、当日。
新郎新婦に伝わってない。親族が駅で立ち往生してると連絡が入る(新郎新婦は入り時間が早いから車で来れた)
挙式まであと1時間くらい。歩いてもらうようプランナーが伝えるも、送迎バスがあると聞いていた親族ブチギレ。
しかも駅前はマラソン観客で大混雑。屋台も出てたみたい。
親族には杖のお爺様もいて40分くらいかかったけど、なんとか挙式には間に合い到着。挙式スタート。

チャペルはホテルとは別館で道沿いに建ってるのね。道挟んで向かいが陸上競技場でマラソンのゴール地点。
挙式中ずっとマラソンの声援や実況アナウンスが聞こえる。
しかも、チャペル外でのフラワーシャワーのタイミングでゴールしたらしく、
実況アナウンスと音楽がうるさくてムードなんてないフラワーシャワーでした。

道沿いのマラソン観客にもお祝いされてたから、一応新郎新婦はニコニコしてたけど不幸だったと思う。