505:名無しさん@HOME2012/02/10(金) 22:19:20.90 0
ふと思い出した修羅場。

物心ついた時から、父は娘である私のことが心底どうでもいいようだった。
兄には甘く優しく、誕生日・クリスマス・子供の日などのプレゼントは惜しまなかったし(私には何もなし。お祝いの言葉すらない。)
昔のアルバムを見てても、兄を抱いてたり手を繋いだりしてる写真は山ほどあるのに、私と一緒に写ってる写真はゼロ。
ただ、兄は普通に私のことを妹として可愛がってくれてたし、母も兄と私を平等に扱ってくれてたので当時は特に気にしてなかった。
ここまでが前提。

小学生の頃、私はかなり酷いイジメに遭ってた。
そんなある日の学校で、いじめっ子に階段から突き落とされた上に顔面に思いっきり蹴り入れられて、左足靭帯断裂・前歯2本折れるという自体に見舞われた。
病院に行って、手当てを受けてから家に帰ったときには既に18時ぐらい(だったと思う)で、父・兄は既に家にいた。(母は私と一緒に病院にいた)
いじめっ子に対してカンカンに怒りながら、父と兄に私の怪我の事情を説明する母。
→途端に天を仰いで爆笑する父。
→「たかがいじめで病院とかwww弱すぎだろwwww」
  「顔蹴られた?どうせ汚い顔なんだから別にいいだろwwwどうせなら整形でもしてもらえばwwwww」と笑いながら言われた。
→母・兄ブチ切れ。母は台所にダッシュして包丁を、兄は護身用に部屋に置いてあった金属バットを持ってくる。
→母、父の腹を包丁で刺す。兄、バットで父の肩のあたりをフルスイングを繰り返す。
→母、途中で包丁を落とす。(後で本人に聞いた話によると、人の体を刺す感覚に「ゾワッ」となってしまい最後まで刺せなかったらしい)
→折られた歯と足の痛みを堪えつつ、泣きながら兄を止める私。

その後すぐに母・兄・私で家を出て、私だけ母方の祖母の家に預けられた。
「もしかして母と兄は逮捕されるのか?」とビクビクしてたけど、1~2週間ぐらい?経って(この辺ちょっと記憶が曖昧だけど)二人揃って私を迎えに来てくれた。
それからは二度と父に会ってないし、離れてた間に何があったのかも誰も教えてはくれなかったし私自身も聞こうと思わなかったので
自分の身に起こった修羅場なのに詳しい事情がわかってないのですが、あのときが人生で一番の修羅場でした。