長いんで分けます。

話は去年の夏に始まる。
仕事から帰ってくると、我が家の駐車スペースをふさぐように路上駐車しているバカがいた。
西隣の家との境界線にかかるように停めてあったので、そこんちの客だろうと判断して、
(隣家はババアの一人ぐらしで車は持っていないため客だと考えた)
隣に行って呼び鈴を押すとババアが出てきたから、
｢前に停まってる車ですけど、お宅のお客さんのじゃないですか？｣と聞いたら、
｢なんのことですか？知りません！変なこと言わないでください！｣とヒステリックに言って扉を閉められた。

この時点でおかしいw
自宅の前に知らない車が停まってると聞けば、いぶかしむそぶりくらいは見せるもんじゃないか。
それを即座に否定するとは、その車の事を知っていると言っているようなものだろう。

まあ、それはいい。
幸いと言うべきか駐車してあるのは公道上なので警察にきてもらうことにした。
ミニパトに乗った交通課の警官が到着したので見てもらったところ、
念のため確認してみましょうということで隣家に入っていったら、
隣のババアじゃないバアサンがヘラヘラ笑いながら出てきやがったわけだよ。
それで｢ジャマでしたかねえ？｣なんて言いながら乗りこんでバックさせた。
隣は間口が狭くて、家の前に駐車すると玄関口をふさぐことになるので避けたかったんだろうが、
だからってこっちの駐車スペースをふさいで、ジャマだったかはねえだろう。

ともかく、その場はそれで収まって、バアサンが口頭注意だけで切符を切られたりもしなかったんだが、
翌日、うちの庭に生ゴミの入ったスーパーのビニール袋が投げ込まれていた。
通行人が投げ入れたにしては、停めてある車の屋根を飛び越えて放り込んだのかという不自然な位置で、
どう考えても隣のババアが塀越しに投げ込んだとしか考えられなかったが、
ケンカを買っても不毛だしと思って、我が家のゴミと一緒にしておいた。