645:おさかなくわえた名無しさん2006/09/09(土) 15:41:52 ID:9H8zfxAH
小学校5年ころの話。
近所の盆踊り大会にガキ5,6人で遊びに行った。おもちゃ屋の屋台がでてた。
いかにもテキヤといった風情のあんちゃんに
「これいくら?」「高いよ、まけてよ」「お兄ちゃん彼女いる?」
などと絡んでたら、あんちゃん生意気なガキがうざかったのか、ケンちゃん(仮名)の顔面に銀玉鉄砲を至近距離で発射した。
ケンちゃん「うわぁーん」てな感じで泣き出したんで家まで連れてった。
ケンちゃんの家は土建屋。住宅の基礎とかブロック塀とか作ってる。
「あのね、おもちゃ屋のお兄ちゃんがね、ケンちゃんにピストル撃ってケンちゃん泣いちゃったの」
ケンちゃんのお父さんにチクった。
「なぬー!」てな感じでお父さんブチ切れて土方衆引き連れてどなり込み。
突如スコップだのボルトカッターだの手にした土方衆に囲まれ、あせるテキヤ。
お父さん「あやまれ!」
テキヤ「すんません...」
ボコッとお父さんのげんこが飛ぶ。
「あやまれっつってんだよ!」
「どうもすいません」
ボコッボコッ
「あやまれっつってんのがわかんねえのかよ!」
結局テキヤに土下座であやまらせた。
そして土方衆は屋台をひっくり返し、お父さんの一言「とっとと帰れ!」
テキヤはおとなしく撤収作業にはいりました。
その後ガキどもはケンちゃんのお父さんにかき氷をおごってもらい、
「すげえな、ケンちゃんのお父さん」
「今度からなんかあったらケンちゃんのお父さんに言おうぜ」
「オレ大人になったら土方になろう」
さっきまで泣いてたケンちゃんはニコニコでした。